ラグビー福岡堅樹が15人制→セブンズへ。医師の前に東京五輪を目指す

チームとして自信を持っているし、経験を踏まえたうえで準備もできている。そういう意味で、前と違った戦い方を見せたい。

 トライが獲れているのは、内側の選手たちが崩して、いい形でボールをつないでくれているから。自分たちらしい試合をして、記憶に残るようなゲームにしたい」

 初戦のロシア代表戦こそケガの影響で出場できなかったが、予選プールを4連勝で終えた福岡は大きな手応えを感じていた。

 南アフリカ代表戦のテーマは、「スマートに戦う」ことだったという。キックで大きな相手FW陣を背走させつつ、スペースをパスやキックで攻める狙いがあった。前半9分のグラバーキックには、ボールを拾い上げることはできなかったものの、福岡がすぐさま反応していた。
 そして前半14分、最大のチャンスがやってくる。

 日本代表は今大会、何度も見せてきた素早いパスさばきで左に展開。ライン際にいた福岡は、持ち味の急加速で相手ひとりを抜くと、そのまま快足を飛ばして30メートルほど走った。だが、後ろからのタックルで倒され、惜しくもトライを獲ることはできず……。「いいチャンスだったが、相手のディフェンスの厚さを感じた」。

 その後、ワールドカップ優勝2回を誇る南アフリカ代表FWがモールやスクラムでプレッシャーを強めてくると、日本代表WTB陣に見せ場が回ってくることはなかった。

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