度肝を抜く4回転を見逃すな。トゥルソワが世界を「炎で焼き尽くす」

度肝を抜く4回転を見逃すな。トゥルソワが世界を「炎で焼き尽くす」

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日本、北米、欧州、3地域対抗の団体戦、「ジャパンオープン2019」が終わったあとの会見だった。

ジャパンオープンで4本の4回転ジャンプを跳んだトゥルソワ

「トリプルアクセルも、そろそろ導入するつもりです。いつから? えっと、跳べるようになったら、かな?」
 アレクサンドラ・トゥルソワ(15歳)はそう言って、恥じらう笑みを洩らした。隣に座る世界女王、アリーナ・ザギトワ(17歳)に「これでいいのかな? お姉ちゃん」と伺うような様子があった。人前で話すことに慣れていない、あどけない少女だ。
 しかし氷の上でのトゥルソワは、まるで魔力でも得たかのようだった。
 4本の4回転ジャンプ、すべて着氷した。難易度の高い4回転ルッツは、14.46点。4回転トーループからの連続ジャンプでは、オイラーを入れたあと、3回転サルコウを跳んだ。
 技術点だけで、97.51点。2位のザギトワがそつなく跳んでも80.08点だけに、常軌を逸している。男子世界王者のネイサン・チェンと変わらないプログラムだった。当然、女子6選手中1位の得点。世界トップのザギトワ、紀平梨花、宮原知子らを引き離した。
 ただ、アクセルジャンプだけはまだダブルだ。
 これでトリプルアクセルを入れられるようになったら、トゥルソワは無敵どころか――。

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