板倉滉、昨季出場ゼロ→先発奪取。冨安健洋とダブる成長のステップ

今季は開幕からレギュラーだが、当初は「負傷中のサミール・メミシェビッチが戻るまでのつなぎ役」と見る向きが多かった。

 だが、そのメミシェビッチはようやくメンバーリストに名を連ねるようになったものの、デニー・バイス監督が「板倉滉×ミケ・テ・ウィーリク」のCBコンビを解消する気配はない。

「メミシェビッチをベンチに置き続けるのは、もったいない。かといって板倉を使わないのも、もったいない。そのうち、板倉はMFにコンバートされるかもしれない」(フローニンゲン番記者)

 私はふと、今の板倉を昨季の冨安健洋(ボローニャ)と重ね合わせる。ベルギーでの最初のシーズン、冨安はたった1分しか出場機会を得られなかった。だが、昨季の開幕戦で先発に抜擢されると、瞬く間に押しも押されもせぬシント・トロイデンのレギュラーCBになった。
 冨安の場合、監督が交代したことで道が拓けた。だが、板倉に関しては、昨季使わなかった監督と今季板倉を重宝している監督は同一人物である。

 バイス監督の板倉を見る目を変えたのは、何だったのだろうか。先日、板倉はこんな話をしてくれた。

「昨季はシーズン途中からフローニンゲンに入ったということもあるかもしれませんが、なかなか監督とコミュニケーションが取れてなかったし、使ってくれる気配もありませんでした。

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