板倉滉、昨季出場ゼロ→先発奪取。冨安健洋とダブる成長のステップ

しかし、ハーフタイムにそれを修正すると、「(アヤックス攻撃陣に対する)怖さは少しありつつ、『でも、やられないだろうな』という気持ちも多少ありました」と、失点するまでは落ち着いて守っていた。

 PSVに3失点、アヤックスに2失点を喫したものの、この4日間の濃厚な経験は間違いなく板倉にとって大きかったはずだ。その後、フローニンゲンはRKCワールワイクに3−0、スパルタに2−0と、2試合連続で完封勝ちを収めている。

 スパルタ戦の後半、板倉は196cmのFWラルス・フェルトワイクとの空中戦で、味方MFと連係をとりながらしっかり封じた。

「プレシーズンに、あのFWにやられていたんです。だから、『絶対にやられたくない』という思いが強かった。『元フローニンゲンの選手』ということも聞いていましたし、なおさら(笑)」

 プレシーズンにやられたFWをしっかり止めた――。これもまた、板倉の今季の成長の証(あかし)と呼べるのではないだろうか。

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