渋野日向子が「らしさ」を見せて急浮上。入念な「復習」でより高みへ



 そうして、フェアウェーから放ったセカンドをうまく刻んで、絶妙なサードショットはきっちりとピンに絡んだ。結果はバーディーと、好発進となった。

 以降、渋野はパーを続けたが、9番パー4でこの日ふたつの目のバーディーを奪取。前半を終えたところで、通算1アンダー、23位タイまで上昇した。

 首位を行くのは、同伴競技者で渋野のひと学年下の、稲見。前半を終え、通算8アンダーまで伸ばしていた。もうひとりの同伴者で、渋野と同学年の勝も、この時点でスコアを3つ伸ばして、通算3アンダーとしていた。
 3人は、コースロープ外まで聞こえてくる”女子トーク”に花を咲かせつつ、軽快なテンポでホールを消化していった。その間、渋野のギアはさらに上がって、10番(パー4)、12番(パー5)とバーディー。後半に強い彼女が”猛チャージ”を見せるか、という雰囲気に包まれた。

 迎えた13番。

「急いては事を仕損じる」あるいは、「好事魔多し」とはよく言ったもので、セカンドを打ち終え、小走りにグリーンに向かった渋野を待ち受けていたのは、3パットという”悲劇”だった。ファーストパットを強く打ちすぎて、返しのパットを逃すという、まこと”渋野らしい”外し方だった。

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