大坂なおみはさらに加速して疾走。勢いそのままにWTAファイナルズへ

チャイナ・オープンはグランドスラムに継ぐグレードで、ほぼすべてのトッププレーヤーが参戦する、ハイレベルなトーナメントだ。
 その大会で大坂は、準々決勝で今季の全米オープン優勝者のビアンカ・アンドレースク(カナダ)を、さらに決勝では現世界1位にして全仏オープン優勝者であるアシュリー・バーティ(オーストラリア)をも打ち破る。
 この2試合は、いずれもフルセットの逆転であり、とりわけアンドレースクとの一戦は、ファイナルセット終盤までリードされる劣勢からの挽回劇。21歳と19歳の若きグランドスラムホルダーによるハイレベルな接戦は、多くの識者たちをして「女子テニスの未来は、このふたりのライバルが担っていく」と言わせしめた。

 生誕地から始まったこの加速的な疾走を、さらに後押しするかのようなニュースが10月中旬に報じられた。22歳の誕生日を目前に控え、大坂が正式に日本国籍選択のための手続きに入ったというのだ。
 今回の選択と動きが、来夏開催される東京オリンピックに向けての決断であることは明白だろう。大坂は15歳時に初めて有明コロシアムでプレーした時から、「ここが私のホームコート!」と言うほどに、”日本テニスの聖地”に心地よさを覚えていたと言う。
 それから6年――。今や2度のグランドスラムタイトルを携える彼女は、金メダル候補として、オリンピックへと向かうこととなる。

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