バルサが青田買いに血眼になる理由。日本の17歳もターゲットに



「このままでは、欧州王者になんてなれるわけない!」

 スラビア・プラハ戦後のロッカールームでは、戦い方に議論が噴出したと言われる。メッシを擁するバルサは失墜しつつあるのか?

『エル・ムンド・デポルティーボ』は、クラブ関係者がリベルタドーレス杯を視察し、フラメンゴのセンターバック、ロドリゴ・カイオと、グレミオのFWエヴェルトンに食指を動かしている事実をスクープしている。カイオは今年1月にも契約内定までいっただけに、驚くには値しない。2人のブラジル人は実力者でもある。

 懸念は、バルセロナが外国人選手獲得で問題を解決しようとしている姿勢にあるだろう。

 今シーズンはすでにアントワーヌ・グリーズマン、フレンキー・デ・ヨングの2人を、大金で獲得している。2人は世界標準の選手であるが、有力選手が増えるたび、バルサはバルサらしさを失いつつある。ここ数年は、大金を支払って選手を獲得しても、適応できないケースばかりだ。
 バルサのアイデンティティは下部組織「ラ・マシア」にある。カルレス・プジョルも、シャビ・エルナンデスも、アンドレス・イニエスタも、そしてメッシも、いずれもラ・マシア出身。バルサのメカニズムを体に染み込ませることによって、唯一無二のプレーを見せることができた。

 しかし、経験も実力もある外国人を各ポジションに獲得することによって、ラ・マシアの若手の道は閉ざされる。

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