タイガー・ウッズからの「最高のプレゼント」に日本中が酔いしれた

タイガー・ウッズからの「最高のプレゼント」に日本中が酔いしれた

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崇高な舞台には、至高の時間が流れていた。

 前日の日没サスペンデッドにより、7時半という早朝の澄み切った空のもと、12番ティーグラウンドから最終ラウンドのリスタートを切ったタイガー・ウッズが首位を走る。ひとつ前の組では、日本の松山英樹がウッズに追随し、16番でバーディーを奪って2打差に迫る。

 2日目が豪雨に見舞われ、最終日が月曜日に持ち越された日本初開催のアメリカPGAツアー、ZOZO CHAMPIONSHIP(千葉・習志野CC)。主催社や、ゴルフというプロスポーツを報じるメディアとしても、あるいは日本のゴルフファンにしても、にわかのファンであっても、誰もが心から願いながら、それはあまりにも出来すぎゆえ、口に出すことすら憚(はばか)られるような最高のシナリオ――。

 つまり、ゴルフ界のスターにしてレジェンドと、日本のゴルフ界の”顔”によるデッドヒートが、習志野CCを舞台に現実となった。

 どちらが勝つにせよ、盛り上がりは最高潮に達したはずだ。だが、ウッズが勝利すれば、サム・スニードが保持する通算82勝という、PGA史上最多勝利に並ぶ付加価値までつく。

 そして、初代王者に輝いたのは、ウッズだった。

 18番(パー5)では2打目をバンカーのアゴ付近に入れるも、見事なロブショットで約2.5mの位置につけ、バーディーフィニッシュ。

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