アルゼンチン共和国杯は過去の激走3パターンに合致した3頭で勝負だ

残るは、トラストケンシンだ。

 トラストケンシンは、前走の3勝クラス・六社S(10月6日/東京・芝2400m)で2着と健闘。本番に近い舞台で、それも約3カ月半の休み明けながら、勝ち負けを演じたことは大きい。叩いた上積みを考えれば、かなり魅力的な存在と言える。さらに、前走の勝ち馬アフリカンゴールド(せん4歳)が、ここでも上位人気が予想されることを鑑みると、なおさら食指が動く。

 続いて、気になるのは、「重賞勝ちがありながら人気薄の馬」である。

 2009年に大波乱を生んだ勝ち馬ミヤビランベリは、そのいい例。同馬は、それまでに重賞3勝の実績があった。1年前となる2008年に、GIII七夕賞(福島・芝2000m)を制覇。2009年にも、GII目黒記念(東京・芝2500m)を勝って、七夕賞の連覇も遂げていた。

 にもかかわらず、11番人気という低評価だったのは、七夕賞で連覇を決めたあと、続くGII札幌記念(札幌・芝2000m)で14着と大敗。3番人気に推されながら、大きく人気を裏切ったことによって、人気が急落してしまった。

 2013年に7番人気で勝利を飾ったアスカクリチャンも、1年前の七夕賞を制していた。その後も、重賞戦線で奮闘していたが、なかなか勝ち切れない状況が続いて、ここでも人気を得られなかった。

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