U−17日本代表、アメリカ相手にドローも「2試合で勝ち点4は最高」
2019年11月01日 06時30分 Sportiva
非の打ちどころがない完勝を収めたあとの試合というのは、得てしてこういうものなのかもしれない。
U−17ワールドカップのグループリーグ第2戦。日本はアメリカと対戦し、0−0の引き分けに終わった。
グループリーグ第2戦、日本はアメリカと0−0で引き分けた
初戦のオランダ戦で3得点を叩き出した日本も、この試合では何度かチャンスを作りはしたものの、結局はノーゴール。リズムをつかめそうでつかめない。そんなモヤモヤを抱えたまま終えた90分間だった。
「ボランチの自分が思うようにゲームをコントロールできなかったことや、ボールを動かせずに自分たちの時間を作れなかったことが、試合を難しくしてしまった」
相手の守備にうまく動きを封じられたボランチ、MF成岡輝瑠はそう語る。この試合、とくに前半をコントロールしていたのは、アメリカだった。日本はボールを保持していても攻めあぐねることが多く、なかなか相手ゴールに迫ることができなかった。成岡とともに2ボランチを務めた、MF藤田譲瑠チマも「自分のミスが多く、(試合が)悪い方向へ進んでしまった。(3−0で勝利した)オランダ戦と比べて、(選手同士の)距離感もよくなくて、パスのテンポも上がらなかった」と、自戒の言葉を口にする。
アメリカの日本対策は入念だった。