鳥谷敬が語った夢までの道程「高校卒業まで自宅で自主練はしなかった」



小学3年生から野球を始め、聖望学園高校3年時には甲子園に出場。早稲田大学では、同期の青木宣親(ヤクルト)らと共にリーグ4連覇に貢献する活躍を見せ、阪神に入団後はベストナイン6回、2000本安打達成、日本歴代4位となる667試合連続フルイニング出場といった輝かしい成績を収めてきた。それでも、「高校を卒業するまでは自宅で自主練をしたことがなかった」という。

「それまではみんなで練習する時間が楽しくて、野球だけじゃなくて柔道やサッカーなど、いろんなスポーツをやっていたんです。でも、大学に入って『絶対にプロ野球選手になる』という明確な目標ができてからは、食事と眠っている時以外は野球のことだけを考えていたと言ってもいいくらいに没頭しました。どんなことでも、ひとつのことに打ち込める時間が長いほど、夢を叶える可能性は大きくなると思います。だから子供たちには、没頭できるほどの目標を早く見つけてもらいたいですね」

多くの野球漫画を描いてきたクロマツ

 その鳥谷の言葉を、クロマツはあ然とした表情で聞いていた。幼い時からプロ野球選手になる夢を抱いて必死に練習したものの、高校時代にそれを諦めた過去があったからだ。
「高校の野球部に入って140キロくらいの球を見た時に、圧倒的な差を感じたんです。あと、チャンスで打席に立つと膝がガクガク震えるんですよ(笑)。

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