先手必勝で強いFC東京が戻ってきた。死のロード終了など好材料も多い

攻から守への切り替えと、相手への寄せが早くなり、徐々に主導権を握っていく。すると後半25分、右サイドのこぼれ球にFC東京のGK林彰洋が釣り出されたあと、パスをつないで中央から後藤がシュートを打つが、カバーに入った橋本拳人がヘッドでクリアする。

 その後も大分は攻め込むが、FC東京の堅い守りを崩せず、試合はそのまま2−0でFC東京が逃げ切り、首位・鹿島に勝ち点59で並んだ。

 前節のヴィッセル神戸戦同様、前半で先制し、後半は相手の攻撃を抑えて逃げ切るFC東京らしい試合だった。後半は押し込まれる時間帯が多かったが、ゲームをコントロールしていたのはFC東京であり、全員がハードワークをして守り切れる力がそのベースにあった。それは、先制した試合がこれで14勝という数字に表れている。
 最大9差があった勝ち点をひっくり返され、鹿島に首位の座を譲ったときは、このままズルズルと後退するのかと思われた。しかし、ここ2試合で5得点、さらに大分戦は完封と、強いFC東京が戻ってきた。

 代表戦、ルヴァンカップ決勝でのリーグ中断をうまく利用して、長谷川健太監督がチームを立て直したと言っていいだろう。次節のジュビロ磐田戦を終えれば”死のロード”と言われたアウェー8連戦が終わり、味の素スタジアムに戻ることができる。

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