U−17日本代表、西川潤の「株」が上昇中。勝ち上がれば高騰の予感

セネガルは、過去2戦では立ち上がりの出来が悪く、いずれも先に失点を許していたが、この試合では、試合序盤からスピードある攻撃を繰り出し、何度も日本陣内に攻め入った。
 しかも、日本は前半早々、ボール奪取能力に優れたボランチのMF田中聡が、ヘディングの競り合いで頭を強打。ピッチサイドで治療を受け、一度は試合に戻ったものの、結局は交代となり、序盤で守備のキーマンを失うことになった。前半の半ばすぎから、ようやくパスをつなげるようになった日本だったが、前半のラスト15分ほどは、セネガルの連続攻撃を浴び続けた。半田が振り返る。
「セネガルは前線(の選手)の足が速いので、(日本の)DFラインが下がったが、FWはそのままの位置にいたため、(全体が間延びして)ボールの出どころにプレッシャーがかからなかった。(サイドにはスピードある選手がいたので)サイドハーフも絞るに絞れず、間にパスを通されてしまった」
 セネガルのスピードに乗った攻撃の前に、もはや日本のディフェンスは決壊寸前。ゴールを許すのは時間の問題かに思われた。
 しかし、日本は鈴木海音、村上陽介の両センターバックを中心に、体を投げ出すようにしてセネガルのシュートをブロック。どうにか猛攻をしのぎ、前半を0−0で乗り切った。
 すると、ハーフタイムを挟み、次第に試合の流れが日本へと傾き始める。潮目が決定的に変わったのは65分、FW西川潤の投入がきっかけだった。

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