コーチ陣が驚愕するヤクルト村上宗隆の能力「まだまだ伸びる選手」

正直、僕と石井琢朗さんは比べものになりませんが、僕にしかできないことがあると思っています。そこは、自信を持ってアドバイスできればいいなと」
 森岡良介内野守備・走塁コーチは「久しぶりにムネと練習しましたけど、プロの内野手っぽくなりましたよね」と言って笑った。

「自分の考えで動けますし、とくに捕球がうまくなりました。たとえば三塁手として、一人前のレベルを100とすれば、まだまだ30点ぐらいです。高校時代は捕手で、内野手としてはまったくゼロからのスタートでしたからね。細かい動き、捕球してからのスローイングなど、まだまだ訓練が必要なレベルです」

 森岡コーチも、来季は一軍コーチとして、村上と時間を共有する機会が増えそうだ。

「ムネには『普段の努力じゃ時間が足りないよ』と言っています。僕としてはフェニックスリーグ、秋季キャンプ、春季キャンプで鍛えて、シーズン開幕までに70〜80の状態に持っていきたい。そして試合ごとに課題を見つけ、練習で試して、試合で克服する。そのサイクルで1年間やっていきたいです」

 今回、村上の”特守”を見て感じたのは、打球に向かう時の足の運びがスムーズになっていたことだ。うまく動けた時はじつにうれしそうな表情を見て、納得できなければ「もう一球お願いします」と言って、何度もリクエストする。

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