U−17日本代表、試合前の豪雨に泣く「全員の気持ちが左右された」



 豪雨、雷鳴、強風。瞬く間にピッチ上は、視界がかすむほどの荒天に見舞われた。

 それでも、日本の選手たちに動揺はなかった(ように見えた)。試合前の集合写真を撮るときには、全身びしょぬれの状態を笑い飛ばす余裕すらあった。試合直前とは思えないほど、誰もがいつも以上の笑顔で写真に納まっていた。


初の4強入りが期待されたチームだったが...

 しかし、結果が出た今にして思えば、このアクシデントが、選手たちのいい意味での緊張感を奪い、集中力を欠如させることにつながったのかもしれない。森山監督も「ウォーミングアップの時は、そんなに変わった様子はなかったが、試合直前に豪雨があったりしたことで、普段と違う感じになってしまった」と振り返る。

 半田に代わり、ゲームキャプテンを務めたDF鈴木海音が語る。

「試合の入りは、自分たちが全然集中し切れていなくて、(ピンチでは)彩艶が全部救ってくれた。そこで失点せず、自分たちの時間を作れて、チャンスを作れるようになったが、ゴールへ向かう迫力が足りなかった。自分たちは(チャンスに)決め切れなくて、相手に少ないチャンスを決められたのは守備陣の責任だと思うし、集中し切れてなかった部分もあるので、悔いの残る2失点になってしまった」

 もちろん、ディフェンス陣だけを責めることはできない。

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