U−17日本代表、試合前の豪雨に泣く「全員の気持ちが左右された」



「ラスト20分で、ゴールへ向かう勇気が出てきた。そこから決定機が3、4度あったので、一個でも入れていれば勢いを増していけたと思うが、残念ながらそうはならなかった」

 森山監督がそう言っていたように、攻撃陣もまた、リズムに乗れないチームを救うことはできなかった。
 今大会2ゴールのFW若月大和は、「アップのときの雰囲気はよかったが、試合前の天候に、全員の気持ちが左右されてしまった」と言い、こう語る。

「前半からかなりミスが目立って、いつものようなパス回しや、相手を揺さぶることができていなかった。一人ひとりは、もっとこうしたいっていう気持ちがあったと思うが、それがかみ合っていなかった」

 そして、若月は目を潤ませながら、ストライカーとしての自責の念を口にした。

「いつもみたいなサッカーはできないってわかっていたなかで、それでも自分たちで声をかけて修正することができなかった。失点はあって当たり前だと思うし、今大会はディフェンスが無失点でずっとやってきてくれて、今度は前(の選手)が点を取って盛り上げなきゃいけないところで、自分のところに何本もチャンスが回ってきたのに決められなかった。そこは、今大会で一番の課題であり、悔いが残る」

 このチームは、FW久保建英らを擁した2年目のU−17日本代表に比べ、選手個々を見れば、決して能力の高いタレントがそろっていたわけではない。

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