八重樫幸雄が「野村ノート」を公開。ヤクルト黄金時代を築いた金言たち

八重樫幸雄が「野村ノート」を公開。ヤクルト黄金時代を築いた金言たち

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連載第8回(第7回はこちら>>)
【ノムさんの第一印象は「ヨボヨボの幽霊」!?】
――これまで、三原脩、広岡達朗と、八重樫さんが師事してきた歴代名将についてお話を聞いてきましたが、今回からは野村克也監督について伺います。野村さんとの接点は、そもそもあったのですか?
八重樫 最初に野村さんを見たのは、僕がまだ若手で、野村さんが南海ホークスのプレイングマネージャーだった頃ですね。キャッチャーとして肩はそんなに強くはなかったけど、スローイングのコントロールはよかったし、何よりもバッティングはすごかった。それに、打者心理を探るのが上手というのか、人を見る目に長けている方ですよね。いわゆる「ささやき戦術」というのも、その選手の性格を知るために行なっていたんでしょうね。


1989年にヤクルトの監督に就任し、黄金時代を築いた野村克也 photo by Sankei Visual

――野村さんが現役を引退して、評論家になってからの接点は?
八重樫 野村さんはグラウンドまで来ない評論家だったから、ノムさんの引退後に接点はなかったかな? 次に接点を持ったのが1989(平成元)年のオフ、監督就任が決まって秋のキャンプのときだったと思いますよ。そのときの感想としては「大丈夫なのかな……」って(笑)。

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