「めちゃめちゃホッとした」宇野昌磨が実感したコーチがいることの効果


 僕の場合、試合でも4回転トーループの失敗は多い。練習でできていることを当たり前にやるというのが簡単な人もいるかもしれないですが、僕にとっては難しいことなので、トリプルアクセルも含めてそれが何とかだけどできたことはホッとしています」

 こう話す宇野は、2週前のフランス杯終了後、帰国することなくスイスに行き、ステファン・ランビエルの下で練習をしてからモスクワに入ってきた。さらに今回は、ランビエールが指導するデニス・バシリエフス(ラトビア)も出場しているため、彼が宇野の公式練習や試合で付いていてくれたことも大きい。

 その効果を宇野はこう分析する。
「自分の場合は考え過ぎるところがすごくあると感じていますが、あまり英語が得意ではないので、ステファンと話をしている時、聞き取ろうということを意識して、逆に考え過ぎずにすんでいると思います。あとは『これをやろう』ということを言われた時でも、自分が『どうしようかな』と迷っていても『言われたからやるしかない』という理由づけもできる。昨日の公式練習のフリーの曲かけでも、前だったらけっこう飛ばし飛ばしでやっていたところを通してやれた。そういうところはいい所かなと思います」


宇野に帯同しているランビエル(写真左)

 4回転フリップに関しても「全日本選手権までにできるかどうかわからないけど、『たぶんできるようになる』という自信はあるので大丈夫です」と手ごたえをつかみつつある。

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