森保Jに停滞感。キルギス戦ではアジア杯決勝と同じミスを繰り返した

今年のアジアカップ決勝で日本が敗れた試合で、対戦相手のカタールが採用した布陣である。

 しかも、前線からのディフェンス方法はカタール以上に徹底されていた。日本の武器であるボランチからの縦パスを封じるべく、日本のビルドアップ時には1トップ下の8番(グルジギト・アリクロフ)が遠藤に、右MFの22番(アリマルドン・シュクロフ)が柴崎をそれぞれマーク。1トップの10番(ミルラン・ムルザエフ)がボールホルダーに対してコースを限定しながらプレッシャーをかけることによって、前線から圧力をかけた。

 いつものルートを使えない日本にとって、ビルドアップの次の出口は両サイドバックとなるが、右の酒井に対しては左MFの21番(ファルハト・ムサベコフ)が絶妙な距離にポジションを取り、左の長友に対しては右ウイングバックの6番(ビクトル・マイヤー)がしっかり監視。結局、近場のパスコースを失った吉田と植田、あるいはパスをもらっても次のパスコースが見つからない長友と酒井は、相手の圧力に屈して仕方なく前線にロングボールを蹴ることを強いられた。

 そして、相手の意表を突いたなかで入れるロングフィードではなく、相手がしっかり構えているなかで放り込むので、成功する確率は必然的に低くなる。その結果、日本は落ち着いてボールキープすることができず、相手の反撃を受ける回数も増加した。

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