五輪女王・ザギトワも必死。吹き荒れるロシア3人娘の新風



 そのトゥルソワと同じロシア新世代のひとりであるアンナ・シェルバコワは、4回転を武器にしてスケートアメリカと中国杯で連勝した。彼女は4回転トーループを跳ばず、4回転ルッツで勝負する選手だ。

 スケートアメリカでは、SPは後半の連続ジャンプのセカンドが回転不足と判定され、67.60点。フリーで160.16点を出して合計227.76点で逆転優勝を果たしたが、フリーでは後半の連続ジャンプ2本で回転不足をとられるなど、不安定な部分もある。

 中国杯のSPはほぼノーミスの滑りで73.51点まで得点を伸ばしていたが、フリーでは最初の連続ジャンプの4回転ルッツが回転不足と判定された。そのうえ、4回転ルッツ2本と3回転ルッツの2本とも”ノット・クリア・エッジ”と評価されて152.53点。合計226.04点にとどまった。武器としているルッツの評価が悪かっただけに、ファイナルでどう立て直してくるか注目だ。

 さらに、4回転は跳ばないが、トリプルアクセルを武器にして得点を伸ばしてきているアリョーナ・コストルナヤも驚異的な成長を見せている。10月のフィンランディア杯でSPには入れていなかったトリプルアクセルを、GPシリーズフランス杯では回転不足を取られたものの、SPで入れてきた。

 次の3回転ルッツは”ノット・クリア・エッジ”と判定されてSPの得点は76.55点だったが、フィンランディア杯ではトリプルアクセルを跳ばないで77.25点を出していたことを考えれば、すぐにでも80点台に乗せてきそうな状況だ。

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