五輪女王・ザギトワも必死。吹き荒れるロシア3人娘の新風

また、フリーでは最初の3回転ルッツがエッジエラーと判定されて0.67点の減点になっていたにもかかわらず、合計は225.76点。取りこぼしがなければ230点台に乗せてくる力があることを証明した。

 演技はかつてよりも成熟度が増し、ロシアの観客も大歓声を送って演技後のリンクがぬいぐるみで埋まるほどの人気。今回の結果に自信を持って、かつての”ミス・パーフェクト”の滑りを見せられるようになれば、さらに得点を伸ばせるだろう。

 そうなれば世界選手権などの代表争いに向けても、若い選手たちに「ミスをすれば負ける」というプレッシャーを与え、戦いを有利に持っていくこともできるだろう。
 また五輪女王のアリーナ・ザギトワは、今季ここまでいまひとつ力を出し切れない状態だ。フランス杯のSPでは最初の連続ジャンプの3回転ルッツがエッジエラーを取られ、3回転ループも回転不足で74.24点の2位発進。フリーでは連続ジャンプの両方を含む、4本のジャンプで回転不足を取られて141.82点。合計216.06点で2位に終わった。

 それでも、スピンやステップはGOE加点をしっかり取って、五輪女王らしい滑りを見せていた。ジャンプのミスも十分に修正可能な範囲だけに、演技構成点とともに得点はまだまだ伸ばせるはずだ。ザギトワがNHK杯でコストルナヤを脅かす滑りができれば、メドベデワと共にシニアデビューの3人の前に立ちはだかる存在になるだろう。

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