15年ぶりの戴冠へ。Jリーグ新時代の戦い方を示した横浜F・マリノス

15年ぶりの戴冠へ。Jリーグ新時代の戦い方を示した横浜F・マリノス

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今季J1の覇権の行方は、どうやらほぼ決着がついたようだ。

 前節の勝利で今季初めて首位に立った横浜F・マリノスは、J1第33節、川崎フロンターレに4−1で勝利。その一方で、2位のFC東京は、浦和レッズと1−1で引き分け、両者の勝ち点差は前節までの「1」から「3」に広がった。

 この結果、最終節の直接対決でFC東京が勝てば、勝ち点では並ぶものの、得失点差7をひっくり返すためには、FC東京には4点差以上での勝利が必要となった。

 つまり、横浜FMは勝つか、引き分けならもちろん、3点差以内の負けでも優勝が決まる。そんな圧倒的優位な立場で、最終節では眼下の敵をホームに迎えることになったのである。

 昨季、一昨季とJ1連覇の川崎に大勝し、タイトルを大きく手繰り寄せた試合を振り返り、MF扇原貴宏が語る。

「川崎に勝ってこそ、優勝にふさわしいチームだと思っていた。それを立ち上がりからプレーで示し、それが結果に表れた」

 横浜FMはディフェンディングチャンピオンを相手に、しかも敵地での試合ながら、序盤から主導権を握った。

 ボールを保持して攻撃を組み立てるだけでなく、中盤では力強い守備でボールを奪い、川崎が武器とするパスワークを寸断。前半なかばには川崎にボールを保持され、自陣でピンチをしのぐ時間もあったが、90分全体を俯瞰すれば、試合は完全に横浜FMのものだったと言っていい。

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