紀平梨花vsロシア4人。GPファイナル女子はスリリングな展開必至



 そんなトゥルソワに対し、コストルナヤはまだ4回転ジャンプを持っていないとはいえ、GPシリーズからはSPにトリプルアクセルを入れてフリーと合わせて3本にしている。フランス杯のSPではトリプルアクセルが回転不足になるミスがあったが、フリーではノーミスの滑りで159.45点を獲得して合計を236.00点にした。
 NHK杯ではSPでトリプルアクセルをしっかり決めるなど、各要素でしっかりGOE(出来ばえ点)加点を稼ぎ、昨季の世界国別対抗で紀平梨花が出していた世界最高得点を更新する85.04点で首位発進。フリーでは2本目のトリプルアクセルがステップアウトになるミスはあったが、そのほかの要素は完璧に決めて合計240.00点と、トゥルソワに続いて240点台に乗せてきた。さらに、演技構成点も9点台前後で揃える高い評価を得ており、フリーでもノーミスの演技ができれば、合計を247点まで伸ばせる計算だ。

 また、トゥルソワもSP、フリーともノーミスで4回転サルコウを決めれば、あと5点強は加算できるだけに、ファイナルでノーミスの競演になった場合、247点前後の優勝争いになる可能性も出てきた。

 一方シェルバコワは、4回転ルッツを2本入れているフリーでは、3回転ルッツも2本入れて、スケートアメリカでは回転不足がふたつありながらも160.16点を出している。

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