明大が早大のメンタルを崩す。伝統の「前へ」で圧倒、全勝Vを決めた

後半20分にはラックからPR安昌豪(4年)がトライをねじ込み、ロスタイムにも副将WTB山村知也(4年)が個人技で加点して、終わって見れば36−7の快勝で早稲田大を下した。

 明治大の全勝、そして単独優勝は1998年以来、実に21年ぶり。29点もの大差をつけて早明戦で勝ったのは、1940年の52−13に次ぐ史上2番目の快挙だ。
「伝統の一戦が25年ぶりの全勝対決ということで、楽しみにしていました。そのプレッシャーに負けずに戦えたことにチームの成長を感じた。ビッグゲームでいつもどおりのプレーができたのは、昨年度のチームではできなかったこと。(大学選手権で)優勝した経験が根づいてきたからだと思います」

 試合後、2トライを挙げた武井はようやく笑顔を見せた。

 昨年度、明治大は大学選手権で優勝したものの、対抗戦は4位扱いの成績だった。春季大会でBリーグに回った明治大は圧勝で優勝を果たし、早稲田大、帝京大、慶應義塾大との練習試合でも勝利するなど、その強さは盤石だと思われた。

 しかし、夏合宿で行なった慶應義塾大との練習試合では、カウンターに対するディフェンスが甘くトライを重ねられて19−47で敗北。さらに9月のジュニア選手権では、帝京大に0−61の大敗を喫した。

「負けから学ぶことは多い」。

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