村田修一が松坂世代を語る。松坂大輔にエール「限界まで投げ切って」



「サネは佐賀学園高校時代、九州地区では誰もが知っている選手でした。僕は東福岡高校で投手をしていて、練習試合も何回かやりましたけど、『何が實松じゃ』と意気込んで投げて二塁打を2本打たれたのが最初の記憶です(笑)。彼は高校卒業後にプロに入って2006年から巨人でプレーし、僕が2012年にFAで移籍してチームメイトになった時には、チームの規律などを教えてくれ、ほかの選手たちとの”懸け橋”的な役割も果たしてくれました。おかげでチームになじむことができましたし、巨人時代は本当に彼に支えられました。

 もうひとつ、忘れられないエピソードがあります。サネと食事する際は、先輩や後輩の選手と一緒に和気あいあいの雰囲気で行くのが定番だったんですが、僕が巨人を退団する2017年の交流戦前に、『ふたりで(食事に)行こう』と誘われたんです。”サシ”で行くのは、その時が初めてでした」

──その時はどんな話をしたんですか?

「その年の前半戦、僕はスタメンでの出場が減って代打での起用が多くなっていて、『前年も結果を残したはずなのに……』という悔しさが表情や態度に表われていたんでしょう。気持ちも切れかけていたんですが、それを感じたサネは、『気持ちはわかるけど腐ったら終わり。

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