浅野拓磨が体感するセルビアサッカー。「高みを目指さないと潰される」

浅野拓磨が体感するセルビアサッカー。「高みを目指さないと潰される」

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欧州で4シーズン目を迎えた浅野拓磨は今季、これまでプレーしていたドイツを離れ、セルビアのパルチザン・ベオグラードでプレーしている。


ヨーロッパリーグのAZ戦でゴールを決めた浅野拓磨(パルチザン)

 昨季終盤、レンタル元であるアーセナルが、レンタル先のハノーファーが浅野を買い取らないことに怒りを表明したと、イギリスの各紙が報道した。2部落ちが確実だったハノーファーには買い取りオプションを行使する気はなく、浅野の試合出場数が、買い取りが義務になる数に達する前に手を打った。浅野をそれ以上、試合に出さないことにしたのだ。

 八方ふさがりの状況に置かれたわけだが、当時、同僚だった原口元気は「あいつはひとりで走りこんだりしていますよ。選手として次に向けて切り替えるしかないから」と、あっさり語っていた。25歳の浅野にとって、そこで選手生命が終わるわけではない。次に向けて早めに準備をするだけのことだった。本人には悔しい気持ちもあっただろうが、取材でそんな様子を見せることもなかった。

 ハノーファーに残ることもアーセナルに戻ることもできなくなった浅野は、この夏、日本でいつもより長くトレーニングを行なった。香川真司の自主トレに参加したこともあった。香川は「どうしても一緒にやりたいって言うので」と笑ったが、案外、本音だったのではないだろうか。

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