アヤックス「不条理なCL敗退」にファン沈黙。勝ち点10も稼いだのに…



 アヤックスの攻撃サッカーは、今季も健在だった。だが、バレンシア戦のアヤックスは攻撃が湿っていた。この伏線は4日前のオランダリーグ、アヤックスのホームで行なわれたヴィレムU戦にあった。

 ヴィレムUのアドリー・コスター監督は、「アヤックスを恐れるな。ヤツらのカウンターはスピードがないぞ」と選手に言い聞かせ、ヨハン・クライフ・アレナのピッチに送り出した。アヤックスはサイドアタッカー陣のうち、ダヴィド・ネレス、クインシー・プロメス、ザカリア・ラビアドの3人をケガで欠いていたからだ。

 とくにネレスとクインシーの不在は、アヤックスの攻撃から速さ、爆発力、攻撃の奥行きを欠くことにつながった。近年のアヤックスは、ボールを奪ったあとの攻撃への切り替えの速さを武器にしていたが、「今日は恐れるに足らない」とコスター監督は見抜き、大胆に攻撃を仕掛けてヴィレムUを勝利に導いた。
 バレンシア戦でもアヤックスの攻撃には、速さ、爆発力、攻撃の奥行きがなかった。ネレス、プロメスを同時にケカで欠いた影響は、アヤックスにとって大きすぎた。結果、チャンスメーカーのハキム・ツィエクのパフォーマンスも下がってしまった。

 サッカーには、監督の意図とは無関係に、選手同士に阿吽の呼吸が生まれてチームの大きな武器になることがある。

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