朝日杯FSは「3強」ムード濃厚。それでも無印の超大穴が期待できるぞ

朝日杯FSは「3強」ムード濃厚。それでも無印の超大穴が期待できるぞ

朝日杯FSは「3強」ムード濃厚。それでも無印の超大穴が期待できるぞの画像

ダービージョッキー
大西直宏が読む「3連単のヒモ穴」

 2歳女王を決するGI阪神ジュベナイルフィリーズは、「3強」と言われた面々とは少し差のある4番人気だったレシステンシアが、後続に5馬身差をつける逃げ切り勝ちを収めました。

 数字的には確かにハイペースで、もし負けていたら「暴走」と言われていたかもしれません。しかし、内目の、速い時計が出る綺麗な馬場をうまく生かしての完勝。何より、強気に運んでレースの主導権を握ったことで、他の馬に仕掛ける機会を与えなかったことがよかったですね。馬の力と、今年GI3勝目を挙げた北村友一騎手の思い切りの良さがかみ合った、見事な勝利だったと思います。

 ただ、レコードを更新することになったこの勝利は、レシステンシアにとって、100%以上の力を出し切っての結果かもしれません。ペースは違いますが、その結果を見て脳裏に浮かんだのは、レッツゴードンキが圧勝した時の桜花賞(2015年)です。

 牝馬限定の同世代のレースでは、主導権を奪った馬がスイスイと走り切ってしまい、本当の実力以上の差をつけて、圧勝してしまうことが時にあります。桜花賞で4馬身差をつけて勝利したレッツゴードンキはまさにそのいい例で、その後は長い間勝利を挙げることができませんでした。

 同様に、レシステンシアについても、他馬を圧倒した今回の阪神JFの結果だけでは、「(この世代で)力が抜けている」とは、決めつけられないな、と個人的には思っています。

1 2 3 4 5 6 次へ

関連記事(外部サイト)