ゴールボール日本女子、3連覇達成。攻守の要の新戦力が自信をつかむ



 ここで踏ん張れるのが今の日本の強さだ。追加点を狙って多彩なボールを投げ込む中国の猛攻を日本は「3人の強固な壁」でしのぎ、1点差を守り切った。約15分間の息詰まる攻防から解放された日本チームはベンチスタッフも加わった全員で円陣を組み、互いの健闘を称え合った。

 試合後、市川喬一ヘッドコーチ(HC)は、「『左サイドを狙えば、必ず抜ける』という情報班の分析に従い新しい(戦略)プランを作り、その通りに戦えた」と選手やスタッフを称えるとともに、準々決勝で中国に惜敗したリオパラリンピック以降、メダル奪還を目指し強化に取り組むなか、重視していた今大会で、「結果を出せたから、次のステップに進める。今後もチーム一丸で頑張りたい」と力を込めて話した。
 3連覇とはいえ、6勝1敗のうち4試合は1点差での勝利と緊張を強いられる試合も多かったが、得点されても大きく崩れることはなく、少ない得点チャンスを逃さず戦った。

 天摩キャプテンは、「東京パラも楽な試合はひとつもないと思う。一戦ずつ戦いながらチームとして成長し、表彰台の一番高いところに上がれるよう、さらに強くなりたい」と意気込みを口にした。

■自覚と自信をつかんだ、期待の新星

 市川HCは今大会を振り返り、代表6選手それぞれが持ち味を発揮したと称えた上で、なかでもタイトルのかかる国際公式大会では初めてセンターに入り、定評ある日本守備の要として全試合フル出場を果たした高橋利恵子を、「緊張もあったなか、自責点ゼロ。

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