ジダンの選手起用の慧眼と決断のすごさ。レアルは戦術もバルサを上回る

ジダンの選手起用の慧眼と決断のすごさ。レアルは戦術もバルサを上回る

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伝統の一戦と訳せる「クラシコ」は、バルセロナとレアル・マドリードの”存在をかけた攻防”である。

 どちらかと言えば、バルサのほうが強迫観念は強い。なぜなら、軍事的独裁政権により民族的に弾圧を受けていた時代、中央の象徴だったレアル・マドリードに勝つことでのみ、自らの正当性を訴えられたからだ。たとえリーグ優勝しても、クラシコで敗れて解任された監督がいるし、レアル・マドリードに移籍したルイス・フィーゴがカンプノウに戻ってきたときには、子ブタの頭がピッチに投げ込まれた。

 もともと今年10月に予定されていたクラシコが延期されたのも、カタルーニャ州の独立運動の激化に端を発した大規模なデモ、ストライキが起きたためだ。

 12月18日、ようやく開催されたクラシコでも、現地警察が独立過激派と衝突した。過激サポーターも入り乱れ、警察官2人が重傷、100人以上がケガをしたという。逮捕者も出ており、会場の外では火がつけられる騒ぎがあった。

 しかし、当のクラシコは、双方じりじりとした様子で決着がつかず、0−0とスコアレスドローに終わっている。


カンプノウでのクラシコがスコアレスドローに終わり、憮然とした表情のリオネル・メッシ

 本拠地カンプノウで戦ったバルサは、リオネル・メッシ−ジョルディ・アルバというホットラインが、最強時代を彷彿とさせるシーンを作り出した。

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