ヤクルトの高卒3人が謙虚に企む来季野望。弱体投手陣の救世主となるか

それしか言いようがないです。そういうなかで、気持ちを切らさずに投げることができたのはよかったと思います」

昨年の春季キャンプで梅野は「将来的には伝説と呼ばれるピッチャーになりたい」と語っていた。そのことについて尋ねると、こんな答えが返ってきた。

「まだまだ全然です。僕の名前がアナウンスされた時に、球場が大歓声に包まれれば、それはファンから信頼されていることなので、まずはそこを目指します。そのために原点である速くて強い真っすぐを追い求めてやってきたい。将来的には球界に名を残す選手になりたいと思っています」

 寺島成輝は、昨年秋の松山キャンプで「落ちるところまで落ちました」とプロ2年目のシーズンを振り返ったが、3年目の今季もプロ初勝利を挙げることはできなかった。

3試合 0勝0敗 防御率2.25 奪三振0 四球2

 まさに”暗中模索”の1年で、5月には二軍の戸田球場で「元気はないです。でも、イチローさんの言葉じゃないですけど、遠回りが近道だと思って、毎日悩んで考えて練習しています」と心境を吐露した。

「上がっては下りて、また上がって……というイメージですね。でも、上がり始めているとは思っています」

 ゆっくりではあるが、前には進んでいた。

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