ヤクルトの高卒3人が謙虚に企む来季野望。弱体投手陣の救世主となるか

7月には「上を目指して、僕は元気にやっています」と話し、10月のフェニックスリーグの時には「今は三振をテーマに投げています」と明るい表情を見せていた。

 そして今年の松山キャンプ。寺島のブルペンを見ると、動作を止めることなくテンポよく投げているのがすぐにわかった。
「去年までは1球ダメだったら『アカン』となってしまいましたが、今はいい感覚のボールが増えているので、ポジティブにできているのかなと。まだまだ全然ですけど、いいボールのイメージを体で記憶するしかないと思っています。石川(雅規)さんが『いい感覚をつかむには練習しかない』と言われていたのですが、ほんとにそう思います」

 寺島は「必要なことは多いですが、やるべきことは明確です。僕はうまくなるしかないんで」と言い、こう続けた。

「今年は二軍で『先発失格』と言われて中継ぎにまわりましたが、そこで得られたものもあります。1年目にケガをして自分を出せない部分があったのですが、中継ぎで『1イニングだから』とシンプルに考えることで、平均球速も少しですがアップしました。真っすぐを思いきり投げることで変化球もよくなった。まだまだ球速は上がると思います」

 ドラフト1位で入団した寺島は、まさに来年は勝負の4年目となる。

「一軍のローテーションと言いたいところですけど……まずは一軍で安定して投げられるようにならないと。

関連記事(外部サイト)