知性と覇気のストライカー、ダビド・ビジャ。有終の美を飾れるか

知性と覇気のストライカー、ダビド・ビジャ。有終の美を飾れるか

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元スペイン代表FWダビド・ビジャ(38歳)が、いよいよスパイクを脱ぐ日が近づいてきた。今シーズン、ヴィッセル神戸に入団し、リーグ戦は13得点を記録(1位と2点差の5位)。十分に健在ぶりをアピールしたが、本人は「サッカーに終わらされるのではなく、自ら幕を引く」という引き際を選んだ。

「みんな、タイトルやゴール数に目が行くだろう。しかし、フットボールはそれだけではない。大切な友人やかけがえのない経験、その時間を楽しむことができたし、豊かな人生になったと思う」

 引退に際してのビジャの声明に、その人生観が集約されていた。華やかさを求めず、チームのひとりとして戦った。一方で責任を背負うことをためらわず、ひたすら目の前の勝利を目指した。

 ビジャが、「世界最高のストライカー」と尊敬される理由だ。

 
Jリーグ最終節終了後のセレモニーで、盟友アンドレス・イニエスタと

ビジャは2001年6月に2部スポルティング・ヒホンのトップチームでデビュー後、ゴールゲッターとして生きてきた。10代でスタメンをつかむと、2003年に移籍した1部サラゴサでも得点を量産。2005年には当時、優勝を争っていたバレンシアに移籍し、リーガ有数のストライカーとなった。2009年にはリーグ自己最多、同クラブ史に残る28得点を記録している。

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