宇野昌磨が取り戻した楽しむ気持ち。ランビエルと「一緒に戦っていきたい」

スケートを楽しむ、という気持ちを僕に戻してくれた。コーチがこう言っているから、これをする、よりも、このコーチのために、一緒に戦っていきたい、という気持ちになっています」

 彼はそう心境を明かした。

 宇野は、多分に感覚的なところがある。それだけに、周囲の影響も受けやすい。感情量が巨大なため、もてあますところもあるが、気分がポジティブな方向に動くと、一気に好転するのだ。
 翌日の公式練習でも、宇野は状態の良さを見せていた。フリーの曲かけでは、「Dancing On My Own」のリズムに乗って、4回転トーループ+2回転トーループの連続ジャンプなどを次々に着氷。安定感が戻っていた。

「ここに戻ってこられてよかったです。楽しく滑り終えられたら」

 12月22日、フリースケーティング。後顧の憂いはない。昨年の王者である宇野は、全日本4連覇に挑戦する。

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