「怪物くん」明神智和に見るサッカーの本質とプロという仕事

それが本領発揮の合図だから。そんな姿を後ろから見ていて、『うわっ、すっげ〜!』って、感嘆の声をあげちゃうこともあって。そしたら、敵のFWが『いや、本当にすごいっすね』ってノッてくる(笑)。そんな選手はなかなかいない」――2011年、中澤聡太談

「ミョウさんほど、ボールを奪うことに対して職人肌の人はいない。だって『こっちを消しながら、あっちも消す』って、コースを一度に2つ消せるから。しかも、ここにいてほしい、この場所でボールを取ってほしい、このパスコースを切ってほしいっていう時に必ずいてくれた。だからミョウさんには……”怪物くん”を命名する!」――2011年、加地亮談

「一緒にプレーした記憶として今でも覚えているのは、僕がプロ1年目だった2011年のヴィッセル戦。終盤、足をつってしまった僕を、ミョウさんがずっと『最後までがんばれ』って励ましてくれて。ミョウさんもしんどい時間帯だったはずだし、実際、ボールがないところでは、ヘロヘロになっていたけど(笑)、あの人、何があっても絶対にサボらないし、最後までやり切る人でしたから。そんなミョウさんに言われた一言だから、すごく響いたし励まされた」――2019年、藤春廣輝(現ガンバ大阪)談

 たくさんの仲間に愛され、頼りにされ、驚かれながら、黙々とボールを追いかけ、食らいつき、勝つことを目指した24年。

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