コクーとカイト。オランダからユーティリティー選手が生まれるワケ

コクーとカイト。オランダからユーティリティー選手が生まれるワケ

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スポルティーバ・新旧サッカースター列伝 最終回

新旧のサッカースターをテーマに分けて綴ってきた連載も、今回が最終回。最後は、複数のポジションを務められるユーティリティープレーヤーとして、活躍したスターを紹介する。

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<コクーとカイトのマルチロール>

 ラモス瑠偉が読売クラブ(現東京ヴェルディ)に加入する際、「センターフォワード(CF)とスイーパーができる」という情報があった。それを聞いた読売クラブの人は「ストッパーとスイーパーの間違いじゃないか?」と思ったそうだ。

※ストッパー…対人プレーなどで主に相手FWをストップする役割のセンターバック
※スイーパー…ストッパーの後方で主にカバーリングを担うセンターバック


オランダを代表するユーティリティープレーヤーだった、フィリップ・コクー(写真左)とディルク・カイト(同右)

 たしかにCFとスイーパーではポジションが離れすぎている。しかし、実際に来てみると情報のとおりだった。ただ、2つのポジションができる選手はそれほど珍しくない。

 それぞれのポジションにはそれぞれの資質が求められている以上、どちらの能力も持っていなければならないのが前提だが、たとえばスピードに恵まれていれば、サイドバック、ウイングのどちらもこなせる可能性はある。

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