ケイン・コスギも苦しんだ。悪天候の「SASUKE」の恐ろしさ

例えば日々のトレーニング、エリアの研究、自身のコンディション調整、シューズ等の道具の準備……。そういうことを考えるほうが、当日の天気などの「コントロールできないこと」の心配をするよりも100倍大事です!

 そしてもうひとつ。SASUKEの収録は常に、番組を支える裏方のスタッフさんたちが大勢セット脇に待機していて、出場者たちが安全に、万全の状態でSASUKEに挑めるよう、競技の合間に毎回バスタオルで入念にエリアを拭いてくださっています。つまり、そうそう滑ることはない。選手がやるべきことは彼らを信じ、自分のやってきたことを信じて挑戦することだと思います。


SASUKEを支えるシミュレーター。選手の競技間には必ず全エリアをチェックし、濡れている箇所があれば丁寧に拭き上げていく。写真は2019年大晦日放送の第37回大会で初お披露目された「新フィッシュボーン」


 それでも濡れている部分が残っていて、滑って落ちてしまったら。それはもう、運が悪かったと思ってきっぱりあきらめる。これくらいの覚悟ができていれば、本番で不安になりパフォーマンスが下がることはないでしょう。

 自分のコントロールできることに全力で集中する。それは僕がSASUKEに挑む上で常に心がけていることのひとつです。

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