大坂なおみ、新コーチの助言に救われる。「そのとおりにできた」

大坂なおみ、新コーチの助言に救われる。「そのとおりにできた」

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第2セットを奪い返し、第3セットに向かうセット間のことである。

 相手がトイレットブレークでコートを離れたその間、大坂なおみはコーチのウィム・フィセッテを呼び、通常より長めの「コーチング」を受けた。


オーストラリアのファンの大声援に応える大坂なおみ

「どうした?」

 ベンチに駆け寄ったコーチは、まずはそう声をかけて、大坂から話を引き出す。

「なんか固くなってしまう」「ストレスを感じちゃう」

 第2セットを取ってもなお不安そうな大坂に、コーチは、穏やかな口調で話しかけた。

「でもこの2試合、リラックスしている時には『本物のなおみ』になっていたよ。すべては君次第だ。スコアを気にせず、ポイントごとにベストを尽くそう。そうすれば打ち合いを支配できる。ミスをしてもいい。ミスはテニスの一部なんだから」

 その言葉をひとしきり聞き終えると、今度は「サーブはどうすればいいと思う?」と尋ねる。その問いにも、コーチは即座に応答した。

「もっと球種を混ぜていくべきだ。とくにボディ(相手の身体の正面を狙うサーブ)を使ったほうがいい。同時にサーブの質、そのものを上げていこう。

 何度か時速120キロ台のセカンドサーブがあったが、あれは君らしくない。

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