バルサ指揮官交代の非情と舞台裏。「新監督シャビ」はこうして消えた

バルサ指揮官交代の非情と舞台裏。「新監督シャビ」はこうして消えた

バルサ指揮官交代の非情と舞台裏。「新監督シャビ」はこうして消えたの画像

キケ・セティエンがバルセロナの新監督に就任することが決まった。


バルセロナの監督に就任したキケ・セティエン

 すでにバルサはエルネスト・バルベルデ監督の解任を決定。シャビ・エルナンデス、ロナルト・クーマン、マウリシオ・ポチェッティーノなどを次期監督候補にリストアップし、交渉に入っていた。その中にあって、セティエンは「クライフイズム」の信奉者であり、ベティスで攻撃的なサッカーを実現させた。現在はフリーで、後任に最適の人物だった。

 決定直前、スペイン大手スポーツ紙『マルカ』はWebサイトで次期監督に関するアンケートを実施。セティエンは最多28%の支持を勝ち取っていた。その意味では自然な人事とも言える。

 しかし、非情な決断でもあった。バルベルデのバルサはリーガ・エスパニョーラで首位に立ち、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝ラウンドに駒を進めていた。昨季までリーガを連覇している指揮官でもあるのだ。

「今回のやり方は、あまり見栄えがいいとは言えない」

 監督交渉が露見した時点で、OBのアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)までが苦言を呈していた。

 バルベルデ解任から新監督セティエン誕生の経緯とは――。

 1月9日、サウジアラビアで開催されたスーパーカップ準決勝だった。

1 2 3 4 次へ

関連記事(外部サイト)