ヴィルシーナの子、レヴィオーサは「父キンカメ似で、素直な性格」



 さらにその後、ジェンティルドンナ不在のGIエリザベス女王杯(京都・芝2200m)に臨んだが、そこでも古馬の壁に泣いて、再び2着。待望の戴冠は果たせなかった。

 それでも、重賞戦線で奮闘し続けた彼女は、古馬になった4歳の春、GIヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)を制覇。念願のGIタイトルをついに手にした。

 その後は不振にあえいだものの、初の栄冠獲得から1年後、同じ舞台で奇跡を起こした。5歳春のヴィクトリアマイル。彼女は11番人気の低評価だったものの、果敢に先手を奪うと、持ち前の粘り腰でそのままトップでゴール板を通過。GI2勝目を飾った。

 そうして、彼女はこの年に引退。繁殖牝馬として第二の人生を送ることとなり、2017年に生まれたのが、レヴィオーサである。
 現在、所属する友道厩舎で調整されているレヴィオーサ。同馬を間近で見守るスタッフたちの評価を、関西競馬専門紙のトラックマンが伝える。

「レヴィオーサは夏に入厩しましたが、一旦放牧へ。その後、再入厩すると『日を追うごとに、動きがよくなってきた』と、スタッフは話しています。さらに、ほかのスタッフからも『いいモノは持っていそう』『レースセンスにも長けていそう』という前向きな言葉が次々に聞かれました」

 好評価を与えるスタッフの反応から、レヴィオーサが確かな能力を秘めていることは間違いなさそうだ。

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