「バレンティンの穴」を埋めるか。塩見泰隆は「二軍の帝王」脱却を狙う

秋のフェニックスリーグでも本塁打王を獲得した。

 だが、舞台を一軍に移すと実力をまったく発揮できず、もどかしい日々が続いている。ちなみに、2年間の一軍での成績はこうだ。

2018年 16試合/打率.040/0本塁打/0盗塁/出塁率.077
2019年 45試合/打率.182/1本塁打/4盗塁/出塁率.265

 こうした現状に、”二軍の帝王”、”イースタン・リーガー”と揶揄されることもあった。昨年、愛媛・松山での秋季キャンプでプロ入りしてからの2年間、一軍での成績が低迷している理由について聞くと、塩見はこう答えた。
「メンタルの弱さだと思います。(前打撃コーチの石井)琢朗さんからも言われました。『お前の一軍の打席は、二軍でのどっしり感がまったくないな』と。たしかに、自分で映像を見ても一軍での打席の姿は小さい感じがするんですよ。

 ただ今年(2019年)に関しては、ウインターリーグやオープン戦で結果を残せたことで自信満々だったんです。阪神との開幕戦でも、代打で能見(篤史)さんの落ちるボールをうまく拾えて『これなら大丈夫だ。二軍の投手とそう違わない』と思えたんです」

 ところが、翌日の試合で5番打者としてスタメン出場した塩見だったが、阪神先発の岩貞祐太に2三振するなど、4打数無安打(3三振)に終わってしまった。

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