中山雄太と菅原由勢は批判を浴びたU−23代表をどう思ったのか



 しかし、サウジアラビア戦で食野亮太郎、シリア戦で相馬勇紀、カタール戦で小川航基がゴールを決めたことで、「チームとして崩せてない時に、個人で決める能力がある選手がいるということが証明できた」と彼は言った。

 菅原は基本的に右サイドバックである。U−23日本代表の守備に関してどう感じたのだろうか?

「いや、自分は選ばれてないですし、自分はピッチに立ってないので、そんなに言う立場にないと思いますけれど……」と前置きしたうえで、スペイン・スーパーカップの1シーンを例に挙げてこう語った。

「最近、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの試合で、フェデ・バルベルデ選手(レアル・マドリード)がレッドカードで止めたシーンがありました。ああいうプレーが日本にも時には必要だと思う。



(バルベルデの退場覚悟のファウルには)批判・称賛、いろいろあると思いますが、チームが勝たなければ話になりませんし、ましてや僕らは国を背負っている立場ですから。ファウルのことだったり、(ボールや失点の)取られ方をオリンピックで気づくより、この段階で気づけたのはよかった」

 世間からU−23日本代表に向けられた激しい批判に対し、菅原は「厳しい目で見てもらうのが一番。そんな甘い言葉なんて必要ないと思う。『このままじゃグループリーグ敗退』と言われても、選手はやるしかない。跳ね返していけたらなと思います。なんの心配もないです」と、頼もしく言い切った。

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