イブラヒモビッチが初めて買った家は約5億円。サッカー選手の住宅事情

【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】
サッカー選手はどんな家に住んでいるのか(前編)

 想像してみてほしい。あなたは20代の若者。もちろん、家など持ったことがない。女友達はたくさんいるが、結婚はしていない。

 そんなあなたが突然、知らない町に引っ越すことになる。あなたには引っ越し先で家を(あるいは数軒の家を)買うだけの金がある。その家に9カ月しかいないのか、あるいは一生住むことになるのか見当もつかない。家のゲートを車で通り抜けて外出するたびに、あなたは近くに集まっている人々から憧れと好奇の視線を向けられる──。

 移籍市場がオープンしているこの1月、こんな経験をしているフットボール選手がたくさんいる。彼らは住宅の問題にどう対応しているのだろう。世界のトップクラスの選手たちは、どうやって家を選び、どんなところに住んでいるのか。


1月の移籍でミランに復帰したズラタン・イブラヒモビッチ photo by AFLO

 フットボール選手の住居費の推移を長期にわたって見てみると、ちょうどスポーツのテレビ放映権の高騰を示すグラフと重なる。

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