「ストリッパー物語」ラジオ劇が示した可能性

「ストリッパー物語」ラジオ劇が示した可能性

収録に臨む出演者の広末涼子(左)と、筧利夫(中央)と、演出を担当した日本映画放送の杉田成道社長 (写真:日本映画専門チャンネル)

セリフや効果音だけでストーリーを紡ぐ「ラジオドラマ」。

オーディオドラマとも言われるが、NHK-FMで放送されている「FMシアター」「新日曜名作座」「青春アドベンチャー」といった老舗番組が代表例として挙げられる。さらに民放ラジオでも、小説をドラマ化する、TBSラジオの「ラジオシアター〜文学の扉」、古典なども含めてドラマ化する文化放送の「青山二丁目劇場」、往年の「今ツボ音楽」とともに、ごくごく普通のサラリーマンの成長を描くTOKYO FMの「あ、安部礼司」など、文字どおり「聞かせるドラマ」が多く存在している。

■つかこうへいの名作をラジオドラマに

そんな中、6月11日の夜にニッポン放送で放送された異色のドラマは、ラジオドラマの可能性を広げるものとなりそうだ。

その名前は、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」50周年、および日本映画放送の「日本映画専門チャンネル」開局20周年を記念したラジオドラマ「ストリッパー物語」だ。

劇作家・つかこうへいの初期の名作として知られる同名の作品が原作で、生前のつか氏に師事した羽原大介がラジオドラマとして脚色。さらに演出には国民的ドラマ「北の国から」の演出を手掛け、現在は日本映画放送の社長を務める杉田成道が担当している。

そして出演者は「豪華」という言葉しか思い浮かばない陣容だ。ストリッパーの明美役に起用されたのは、広末涼子。台本には、ステージで裸をさらすシーンや大胆なベッドシーンなどもあるが、声による演技だからこそ実現したキャスティングと言えるだろう。

続きは 東洋経済オンライン で

1

関連記事(外部サイト)