わからないことが許せないという「バカの壁」

わからないことが許せないという「バカの壁」

本当におもしろいのは「わからないこと」だといいます(撮影:尾形文繁)

養老孟司氏と新井紀子氏は、どちらもベストセラーを世に送り出しています。

養老氏は400万部を超える歴史的大ベストセラー『バカの壁』の他、著作は70作を超えています。

近著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』が20万部を超えるベストセラーとなった新井氏は、AI技術を結集してロボットを東大合格にチャレンジさせた「東ロボくん」の研究プロジェクトで有名な数学者です。

その『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の読者の方からは、『バカの壁』との共通点を指摘する感想が寄せられています。

2人の対談は今回が初めて。バーチャル化する実社会やデジタルネットワーク社会に潜む「バカの壁」を通奏低音にして、話題はAI、民主主義、虫取り、医療、教育など多岐に及びました。全3回の対談、その後編をお届けします。

前編:「バカの壁」はネット時代にますます高くなる中編:データですべてわかると盲信する「バカの壁」新井:それにしても、400万部というのはすごいですね。『バカの壁』です。

養老:ネットの炎上に近いんじゃないんですか。よくわかりませんね。

新井:400万部は炎上ですか。

養老:そうですね。

新井:それ、面白いですね。

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