松井大輔が体現する、異国の地で生き抜く術

松井大輔が体現する、異国の地で生き抜く術

2018年1月にJ2の横浜FCに移籍したサッカー元日本代表の松井大輔(写真:アフロスポーツ)

今では海外で活躍する日本人サッカー選手も多くなった。海外を足掛け11年、8クラブで過ごし『日本人が海外で成功する方法』を著した元日本代表の松井大輔選手が考える日本人が欧州で成功する条件とは何か? サッカージャーナリストの元川悦子氏が解説する。

■有望な若手選手の海外移籍は増加の一途

2018年ロシアワールドカップの直後、日本代表メンバーだった遠藤航(シント=トロイデンVV)と植田直通(セルクル・ブルージュKSV)の2人が欧州移籍に踏み切るなど、日本人若手選手の海外移籍は増加の一途を辿っている。

彼ら2人はともにベルギーに新天地を求めた。遠藤航はデビュー戦となった8月5日のゲンク戦でいきなりゴール。

18日の試合でも2点目を決め、非常に幸先のいいスタートを切った。植田も8月11日のスタンダール・リエージュ戦で初出場。チームの無失点に貢献している。

だが、2人のように順調な一歩を踏み出した選手ばかりではないのが日本人選手の現実だ。ちょうど1年前にドイツ・ブンデスリーガ1部・フランクフルトへ移籍した22歳の鎌田大地は昨季わずかリーグ3試合出場にとどまり、目下、戦力外の危機に瀕している。

今季から遠藤航の同僚となった23歳の関根貴大も昨季過ごしたドイツ・ブンデスリーガ2部・インゴルシュタットではリーグ1試合に出ただけ。

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