新型センチュリーの造形と走りは何が凄いか

新型センチュリーの造形と走りは何が凄いか

21年ぶりにフルモデルチェンジをした「センチュリー」でも顔つきは不変である(写真:トヨタグローバルニュースルーム)

トヨタブランドの最高級車「センチュリー」が21年ぶりにモデルチェンジしてから2カ月が経過した。ほぼ同時期に新型に切り替わった「クラウン」や「カローラ」のような受注実績の発表はないものの、すでに東京都内でショーファー(専属運転手)らしき人が運転する新型を複数回見かけており、順調な滑り出しであると想像できる。

この新型センチュリー、初公開の場は昨年秋の第45回東京モーターショーだった。このときは参考出品という扱いだったが、広いトヨタブースの中央付近に置かれ、来場者の注目度も高かった記憶がある。

■日本人が垂直・水平のデザインに親しみを持つのは?

理由を自分なりに推測すると、今年発表された軽自動車の新型車、具体的には新型センチュリーと同月に登場したダイハツ工業「ミラトコット」や、翌月20年ぶりのモデルチェンジを果たしたスズキ「ジムニー」と「ジムニーシエラ」、ホンダの商用車「N-VAN」と同じように、四角さが効いていると思っている。

四角いクルマに好感を寄せる人が多い理由については、「4代目ジムニーの『四角さ』が何とも潔い理由」(2018年7月10日配信)でも触れたと思うが、やはり丸いクルマが増えたことへの反動は確実にあるだろう。また多くの人が長い間木造住宅で暮らしてきた日本人は、欧米人より水平・垂直のデザインに親しみを持つ人が多いことも指摘した。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)