第一印象は「中2病」…ある仲良し夫婦の会話

第一印象は「中2病」…ある仲良し夫婦の会話

「中2病っぽい」と思った男性と一転、結婚。ある夫婦の結婚への経緯とは(イラスト:堀江篤史)

5年目に突入している本連載。全国の晩婚さんに協力してもらって続けられている。出演申し込みフォームから連絡をもらって訪ねる場合もあるが、筆者が心掛けているのは普段の生活で出会った人に取材協力をお願いすることだ。

先日、都内のスナックで飲んでいたところ、ほどよい距離感の夫婦と隣り合った。夫婦で閉じている雰囲気ではないため、ほかの客も話しかけやすい。見かけは若いけれどこの人たちは晩婚さんなのではないか。

図々しく聞いてみると、夫の慎吾さん(仮名、38歳)と妻の由香里さん(仮名、37歳)が結婚したのは昨年の冬だと判明。35歳以上の結婚にして新婚さん、つまり取材対象である。

■結婚を目的にしたことは一度もない

酒の勢いも借りて快諾してもらい、後日に筆者が大好きなアジア食堂「ぷあん」(東京・西荻窪)に招き、話を聞くことにした。先に1人でやってきたのは建築士事務所を個人で経営している慎吾さん。青いポロシャツにカッコいい黒縁眼鏡のオシャレ男子だが、シャイなのかほぼ初対面の筆者とは目を合わせてはくれない。人生で2人目の恋人が由香里さんだった。

「好きになって付き合う人とは一生一緒にいるものです。結婚したいから結婚するわけじゃない。結婚を目的にしたことは一度もありません」

シャイなのに断定調の慎吾さん。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)