沖縄敗北が3選後の安倍政権を痛撃する理由

沖縄敗北が3選後の安倍政権を痛撃する理由

沖縄敗北で安倍政権痛撃か

沖縄敗北が3選後の安倍政権を痛撃する理由

当選を伝える号外を手に笑顔の玉城デニー氏(写真:共同通信)

強い大型台風が列島を縦断した9月30日に投開票となった沖縄県知事選は、野党が支援する「オール沖縄」で戦った玉城デニー氏(自由党幹事長)が、与党支持の対立候補に大差をつけて圧勝した。「沖縄決戦」は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を最大の争点として与野党全面対決の構図となった。与党敗北は、9月20日の自民党総裁選で大差の3選を果たしたばかりの安倍晋三政権を直撃する"沖縄ショック"となった。

選挙結果を受けて、立憲民主党など主要野党は来夏の参院選での野党統一候補擁立の動きを加速させる構えで、自民党内では「参院選苦戦」の不安も広がる。首相は2日に断行する自民党役員・内閣改造人事で態勢を立て直し、1強政権を維持して10月下旬召集の臨時国会に臨む構え。だが、悲願の憲法改正も含め3選後の政権運営での求心力低下は避けられそうもない。

翁長雄志(おなが・たけし)知事の死去に伴う沖縄県知事選は30日の投開票の結果、翁長氏の後継で辺野古移設阻止を掲げた前衆院議員の玉城氏(58)が、移設を進める安倍政権の全面支援を受けた前宜野湾市長の佐喜真(さきま)淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3人を破り、初当選した。

■ハイタッチの玉城氏、佐喜真氏は姿消す

玉城氏の得票は、39万6632票で、佐喜真氏に8万票超の大差をつけた。

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