コロナ前の便利すぎる生活は戻らない日本の現実

コロナ前の便利すぎる生活は戻らない日本の現実

アフターコロナの日本はどのように変わるのでしょうか(写真:Nikada/iStock)

少子高齢化や人口減少、日本にはさまざまな課題が山積しています。そんな日本がアフターコロナを生き抜くために、「戦略的に縮む必要がある」と説くのは『未来の年表』の著者・河合雅司氏です。“戦略的に縮む”とはいったいどういうことでしょうか。河合氏の新著『コロナ後を生きる逆転戦略』を一部抜粋し再構成のうえそのヒントを探ります。

長い夜も、いつかは明ける。アフターコロナに向けて、われわれはどう備え、何をすべきなのだろうか。多くのビジネスパーソンにとっての関心事であろう。コロナ禍においてはマスクがニューノーマルとなり、人が集まることや旅行、出張といった移動が制限された。会議や学校の授業もオンライン中心に切り替わり、日本社会が一変したかのような印象を受けた。

だが、コロナ禍がもたらしたこうした「変化」を詳細に見て行くと、多くは「コロナ前」からの課題であったことに気付く。コロナ禍が日本社会を変えたというより、積年の課題を可視化したというのが実情だったのだ。

夜が明けきらない今、われわれがまずすべきは、「コロナ前」に立ち返って日本が抱えていた課題を思い起こすことだ。そしてそれがコロナ禍でどう浮き彫りにされたのかを知ることである。

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